代官山登山部

代官山?あ〜あの山ね。

ストレス?ないです。

先日のことです。

朝起きて仕事にいこうとしたら、起き上がれない。(あれー昨日そんなに飲んだっけ。いやいつも通りだし夜更かしもいつも通り。頭がまだ寝てるってやつかぁ)などとぼんやり考えながら顔を洗おうと立ち上がると、歩けない。真っ直ぐ歩けない。「え?なにこれ」と声に思わず出しながらも、いつも通りに顔を洗って歯を磨いて化粧を済ませた。

突然吐き気に襲われて、フラフラと立ち上がり嘔吐。

 

やばい病院でも行くか。熱はないな、昨日なにか変なものを食べたかもしれない。鯖か?鯖だな?同期は大丈夫かな、と思ったので同期に連絡した。

 

わたし「生きてる?朝起きたら立てないし吐いた。なんか当たったかな。」

同期「めっちゃ元気やで」

 

なんだよかった、と思いながら病院に向かったけど、それまでもフラフラでうまく歩けない。

 

病院をたらい回しにされ、1日で3つ行った。朝起きたらめまいで歩けなくて吐きました。こんなの初めてです。と伝えると、どこでも妊娠の可能性はあるかと聞かれる。

 

病院にはよくお世話になるのだけれど、とりあえず妊娠の可能性をいつも通り否定する。残念ながら身に覚えがない。そしていつも通り、検査に進む。

 

 

異常なし。いつもである。なんなのか。なんなのか?なあいい加減にしてくれよ。

 

わたしは年に3回は39度を超える高熱にうなされ、季節が変わるたびに風邪をひき、何年かのスパンで入院をする不健康不良少女である。

 

また今回も、異常はない。にも関わらず、「治んなかったら入院ね」と医者はいう。そんな暇はない。まだまだ仕事も覚えなくちゃいけないし、なによりまだ試用期間だから有給もない!東京に出てきたばっかで毎週やりたいことがたくさんあって、休みの日には会いたい人がたくさんいる。ほしいものも揃えたいものもまだまだあるから医療費なんかにかけるお金もない。

 

 

医者「ストレスもあると思います、疲れていると思うので、ゆっくり寝てください」

 

そうやってなんでもかんでもストレスストレスって言っちゃってさ、そんなのってずるいよな。ずるい。わたしはストレスなどない。断じてない。毎日こんなにハッピーに生きてるのに。これは錯覚か?錯覚なのか?わたしは自分自身にハッピーであると言い聞かせ目を瞑っているだけで、実は見えない何かと戦っていて、自分を押し殺し、休むことなく動き続けていたのか?

 

そんなはずがない。

今日も起きたら17時だった。よく寝たなあと思いながら、フラフラする足取りのままフレンチトーストをつくる。

なぜか友人が引越し祝いだ!といって送ってくれたお皿に盛り付けて、シュガーパウダーを振ってみたりする。あーやっぱりフレンチトーストの横にはバニラのアイスが必要だなあと思いながら食べ終わり、洗濯機を回す。読みかけの本を読んでは飽きて、好きな漫画を読む。

 

あー最高だなあ。どこかへ出かけようか。美容院にいこうか、いやそろそろ脱毛でもするか、フライパンがもう寿命だから買い換えてもいいなあ。

そんなことをら思いながら化粧をしたけど、まためまいで立ち上がれなかった。いそいそと布団に戻り、こうしてブログを書いている次第です。

 

 

ストレスかあ、こんな生活がストレスなのだとしたら、ストレスって悪くない。むしろ結構すきだな、心地よさすらあるな。あしたは何をしようか。今日行けなかったところ全部いこうか。そうしてクタクタになって、あーあしたも仕事だあと思いながら、漫画の続きを読みながら眠りにつこう。

 

今日はおやすみ世界、またあした。

おわり。

ギャルを尊敬しています

「羨ましいとおもうなら、自分もやればいい」

 

 

前職で出会ったギャルの口癖でした。彼女はいつだって、目の前の欲望に忠実でした。時には軽蔑せざるを得ない発言をしたり、酔って血を吐いたり(しかもワインかと思ったなどとほざき)、公園にいるおじさん(いわゆるホームレス)たちにお金を配り歩いたり、不貞行為を繰り返したり、もうとにかくめちゃくちゃでした。ギャルなので、店員さんにも当然、タメ口です。

 

 

こんな人間に出会ったのは初めてでした。

仕事が終わる少しまえになると、「クラブいこうよ!お願いだから!ね!お願い!」と誘いにきたり(わたしはクラブが大の苦手なので断っていても御構いなしです)

仕事中でも「お金使いたーい!なんか買うから適当に用意しといて!似合いそうなやつ!」と暴れたり

「人のものしか興奮できない!リスクのない恋愛なんてなにが楽しいの?」と一切の倫理観道徳観が欠如した発言をしたり

「セックスアンドザシティ見すぎてどっちが現実かわかんない!」などという意味不明な供述をしたり

かと思えば、失恋をしたときは家に駆けつけてくれ、真っ直ぐな意見をくれたり。

とにかく、こんな人間に出会ったのは初めてでした。

 

 

 

ただ、わたしは彼女をずっと、尊敬していましたし、今も変わらず、尊敬しています。

すごいのです。欲望に、忠実で。自分がなにがしたいか、どうしたいか、それが見えている。誰のために、なんのためにがんばるのかが、見えている。

 

欲って、なくなるんです。我慢とか、たくさんすると。あれほしいなぁもこれしたいなぁも、でもお金が、でも時間が、っておもうと、いつの間にか、ほしいものも、やりたいこともなくなっていく。

 

わたしは幾度となく、欲を失いました。やりたいこともない、ほしいものもない。別に病んでなんかないし、毎日楽しいけど、特にこれといってしたいこともないし、働いては寝る毎日。食べたいものもないから、とりあえずカロリーの高いもの食べておこう。行きたい場所もないから、今日は家にいよう。

それでも、毎日は過ぎていきます。休みの日は惰性で続けてるだけのネイルとマツエクに行き、歯医者にいったり皮膚科にいったり、読みかけの本を開いてみたり、snsを眺めたり、それだけで毎日は過ぎていきました。

 

 

 

ギャル「お金使いたーい!」

わたし「いいねーお金あり余ってて」

ギャル「みんなそうやっていうけどさ、わたしはみんなの倍は働いてるんだよね。昼も夜も。だから倍お金があるだけ。羨ましいならみんなもやればいいのにね、よくわかんない!」

 

 

いつもの会話でした。いつもの言葉でした。でもそのときのわたしには、いつも以上に彼女の言葉が、刺さりました。

 

 

転職しようと決意しました。

羨ましいならやればいい。やりたいことがあるなら、やればいい。行きたい場所があるなら、行けばいい。ほしいものがあるなら、手を伸ばせばいい。

 

彼女の生き方はとても真似できるものではありませんが、背中を押されました。勝手に。彼女はきっと、なんとも思ってないだろうし、きっとこれを読んでも、「根暗かよウケる」と笑うだけだろうけど。

 

 

やりたいことはたくさんあった。行きたい場所もほしいものも、手を伸ばせば、思うよりあっさりと手に入ったりする。

 

転職して10日目ですが、毎日が楽しくて仕方ない。出来ないことだらけで情けない気持ちになるけど、これからも、手を伸ばしてみようと思う。

 

羨ましいなら、自分もやればいい。それだけのこと。

 

本日のポエムおわり。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

【ライフハック】代官山編

2019年3月1日。

記念すべき、初出勤である。柄にもなく緊張している。この気持ちを忘れないように、ここに書き記す。緊張してます。ふふ!

 

9時半に出勤といわれているが、8時半には場所の確認まで済ませた。社会人だからね。電車の遅延とか、場所の勘違いとか、捨てネコに出会ってしまうとか、おばあちゃんが倒れているとか、何があるかわからないからね。

 

 

幸い何のイベントも発生しなく、10分でついてしまった。満員電車の洗礼を受けたが、想定していたよりははるかに楽だった。東山線の朝くらいかな。まあ乗ったことないけど。

ただ、電車の乗車時間を短くするために近くに住んだのは英断だった。

 

 

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時間を潰すために、カフェにはいった。(※無音カメラで撮影しています)

 

犬を連れた小綺麗な50代くらいの女性たちが入ってきた。うわぁ、絵に描いたような代官山だな!ありがとうな!とおもいながら、オレンジジュースを吸っていたけど、どうやら席がないらしく、席を譲った。

 

オババ1「あらごめんね〜いいのよ!そこにいて!」

オババ2「あらあら、なんか追い出しちゃったみたいでごめんなさいね、大丈夫?ありがとね〜」

犬「ワン!」

 

わい「(お気になさらずごゆっくりしていってください!)あっ、はい」

 

なんかいい感じの一言を、と心の中で思っていたけど、あっ、はい、としか言えなかった。イケてる譲り方は、いつになっても身に付かないな。

いつも通り冴えない譲り方をしてしまった。

 

 

お店を出て向かいのファミマにはいると、ファミマカフェがあった。

 

は?めっちゃ悔しい。無駄なカフェ代を使ってしまった。しかも、リラックスするどころか、小綺麗なオババと、わたしよりいいものを食べているであろうお犬様に、冴えない席の譲り方をして。悔しい。せめてイカした譲り方さえ、できていれば…!

 

 

まあいい。経験値にした。そして、颯爽と席を譲ることができず、アッ、はい。といってしまうあなたにライフハックをひとつ。

 

 

代官山で時間を潰すなら、駅前のファミマがおススメです。代官山はたしかに、そうたしかにいけてる街です。

でも、これだけは忘れないで。

あなたとコンビに、ファミリーマート

 

 

 

 

 

 

イヤホンを忘れた話

引っ越しの荷物の中に、イヤホンを入れてしまった。上京するというのに、音楽なしでは上京なんてできない。センチメンタルが足りない。エモさが足りない。
27歳の女が上京する、というシーンにBGMがないなんて、絶対に許されない。だってシーズン2の始まりなのだから。

でもお金はあんまり使いたくない。上京のためのBGMにかける対価はどの程度のものか、家に帰った新調したばかりのイヤホンが待っていることを思うと、せいぜい2.3千円だろう。

iPhone Xなので有線イヤホンであれば変換アダプタがいるし、機内で使うためだけに変換アダプタを買うのもなぁ。安上がりだけど。と思いながら買いに行ったら、2千円のBluetoothイヤホンを見つけた。とりあえずそれにした。

音の違いとかよくわかんないけど、なんかかっこよくないしデザインだし、充電はiPhoneのやつでできないし、音漏れするし、頭に磁石が入ってないから首からなくなりそうだし、やっぱ気に入らないけど、まあいいや。

これでわたしの上京BGMは守られた!銀杏ボーイズを聞いて、でもやっぱり今流行りのシティポップなんて聞いちゃって、最高の暮らしが始まるんだ!

ほんとの理想は、実家からJR中央線、そして名古屋から夜行バスがいちばんエモくていい。最高のシチュエーションだ。
でもわたしはいい大人になってしまったから、夜行バスじゃなくて新幹線でもいいかもしれない。新幹線で、偶然隣になった女の子が同い年で、同じ名前でもいい。最高のシチュエーションだ。

そんなことを妄想していたけれど、現実はなんと沖縄から飛行機で上京。全然エモくない。浮かれすぎだ。だって、まだ気分は銀杏ボーイズでも流行りのシティポップでもなくて、モンパチだから。かりゆしだし、ORANGE RANGEですらある。浮かれすぎじゃないか!

しかも、途中でイヤホンの電池が切れた。この日の、この時間のためだけに、買ったイヤホンなのに。悔しい。

理想と現実はいつだって違うのだ。


なので、こうしてブログを書いています。機内で暇すぎる故、ブログを書いています。書きたいことはたくさんあります。社会性を守るために書いては下書きに保存してある記事がたくさんあります。

時代はもはや、匿名は匿名ではなく、オンラインもオフライン(リアル)も境界線はなくなった。ファンタジーが足りない。
そうだ。ファンタジーが足りない。音楽や映画や本や恋愛や旅行、もっともっといくつものファンタジーに囲まれて、生きていきたい。おもしろおかしく生きていたい。沖縄はファンタジーそのものだった。


理想と現実はいつだって違うけど、現実だって最高だ。沖縄から東京に向かう機内が、楽しくないわけがない。わたしにはkindleがあるし、このクソみたいなひとり言を垂れ流すブログもある。向かうところ敵なしだ。特技は暇つぶし。誰よりもひまな時間を楽しく過ごせる自信がある!

 

 

イヤホンが手元にない、ただそれだけのブログです。めでたし。

2019年、趣味を見つけたい。

2019年が始まりました。

MacBookAirをゲットしました。インターネットのできるインテリアとして活躍しています。かっこいい。

 

インテリアにしておくにはオーバースペックですし(なんにせよ使いこなせる気はしないけど)、ブログをただ書くだけなのもなあと思ったので、好奇心の赴くままに生きてきた軌跡として、このブログを通して趣味を見つけられたら、と思います。

 

行った場所、みたもの、読んだもの、聴いたもの、買ったもの、何でもかんでも感じたことを書いていこうと思います。

どうぞよろしく。